調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

新潟大賞典 追い切り高評価3頭

🥇1位 カラテ

栗東坂路 単走

54.6ー39.5ー25.7ー12.6 馬なり

実績はメンバー上位の1頭で、同舞台の新潟記念の勝ち馬。休み明けだがこの舞台へ向けしっかり乗り込まれた。中間は坂路とCWを併用で調整された。栗東へ転厩してきた当初は坂路では失速する事が多かったが、2走前辺りから加速ラップで登上する事が出来るようになっている。今回も坂路では加速ラップでまとめる動きが出来ていて調子は良さそう。好勝負期待したい。

 

🥈2位 スパイダーゴールド

南W 併せ馬 併入

85.0ー69.3ー53.9ー38.6ー11.7 馬なり

4連勝中の上がり馬で勢いはメンバーNo. 1。この中間は追い日に南Wで3本時計を計測し全てラスト11秒台の時計が出ている。この馬は終い重点の調整でも終い12秒台前半が目立つ馬だっていたため動きはデビュー後1番だ。初重賞挑戦も好走を期待したい。

 

🥉3位 カレンルシェルブル

栗東CW 3頭併せ 併入

84.8ー67.9ー52.0ー37.7ー11.9 強め

大崩れが少なく毎走自身の力出し切れる馬。中間は中2週と間隔が詰まる中で2本坂路とCWで時計を出している。いずれも加速ラップでまとめる動きで1度使った上積みがありそう。特に最終追い切りのCWでは併せた相手を大きく追走し手応えは楽に併入していた。穴で抑えたい1頭だ。

京都新聞杯 追い切り高評価3頭

🥇1位 サトノグランツ

栗東坂路 併せ馬 併入

53.2ー38.8ー24.8ー12.2 馬なり

レースを使う毎に調教の動きが良くなっている。この中間は1週前にCWで79.6-11.4という自己ベストをマーク。最終追い切りは終始馬なりのまま坂路を駆け登っており調子良さそう。前哨戦としては力出せる仕上がりだ。

 

🥈2位 マイネルラウレア

栗東坂路 併せ馬 先着

51.9ー37.3ー24.3ー12.2 馬なり

前走は中間に頓挫がありなんとか間に合った感じがあった。加えて道悪に大外枠と不利も重なった印象。だが、走ってないお陰もあり疲れは少ない印象。この中間は日曜と最終追いで坂路2本の調整だが、キビキビとした動きが出来ており調子上がっている印象。力出し切れば勝ち負けできるはずだ。

 

🥉3位 リビアングラス

栗東坂路 併せ馬 併入

53.4ー38.7ー24.9ー12.4 強め

レース間隔が詰まるため中間は坂路2本の調整。デビューは遅れたがコンスタントに使われ徐々に体調上がってきている印象も。メンバーは強くなるがこの馬の力出せれば好勝負になっていいはずだ。

NHKマイルC 追い切り高評価3頭

🥇1位 セッション

栗東坂路 併せ馬 先着

53.8ー38.8ー24.5ー11.8 馬なり

中2週と間隔が詰まるため中間は2本時計出している。1週前の金曜日にCWで5F70.7-11.3の時計を加速ラップでマーク。やればいくらでも時計が出るタイプで1週前としては十分な動き。最終追い切りは坂路で併せ馬。併せた相手を煽る動きで仕上がりは抜群。好勝負を期待したい。

 

🥈2位 ダノンタッチダウン

栗東坂路 単走

54.1ー39.2ー25.0ー12.1 馬なり

前走は距離延長に道悪の競馬と悪条件が重なっての大敗でノーカウント。ただ久々を使って馬は良くなっている印象。体感がしっかりしてブレのないフォームで坂路を駆け上がっていて仕上がりは前走以上。得意のマイル戦で巻き返しに期待したい。

 

🥉3位 モリアーナ

南W 単走

82.3ー66.4ー51.7ー37.5ー11.4 馬なり

デビュー戦から好時計を出していた馬で調教走るタイプの馬。この中間は中3週という事もあり、1週前と最終追い切りの2本早い時計を計測。1週前に併せ馬を消化し抜群の行きっぷりを見せ1馬身先着。最終追いは単走で終い重点の内容。前走の良い状態をキープ出来ている。今回は横山典騎手へ乗り替わりとなり上積みにも期待したい。

天皇賞・春 予想

ポイント

東京2400mのG1で好走経験がある馬に相性が良いコース

最終コーナーで5番手以内にいる馬が相性が良いレース

 

展開:ハイペース

      予想1000m通過タイム:58.5秒〜59.5秒

      予想2000m通過タイム:1.59.5〜2.00.5

      予想上がり3Fタイム:35.5秒〜36.5秒

      予想勝ちタイム:3.14.0〜3.15.0

 

6アスクビクターモア

 

13ボルドグフーシュ

 

7ディープボンド

 

1ジャスティンパレス

 

2ディープモンスター

 

10サンレイポケット

 

買い目

3連複フォーメーション

6,7,13ー6,7,13ー1,2,6,7,10,13      10点

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ワイド

6ー13

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馬連

6ー7

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※追い切り診断上位3頭

1位 6アスクビクターモア

2位 13ボルドグフーシュ

3位 7ディープボンド

 

この3頭の単勝も抑える

青葉賞 予想

ポイント

5枠より内枠の方が好走している馬が多い

前走1着馬or前走重賞で5着以内の馬が良い

 

ペース:平均ペース

          予想1000m通過タイム:60.0秒〜61.0秒

          予想上がり3Fタイム:34.0秒〜35.0秒

          予想勝ちタイム:2.23.5〜2.24.5

 

4ハーツコンチェルト

 

○ 3ヨリマル

 

10サヴォーナ

 

1マイネルエンペラー

 

5アームブランシュ

 

6グランヴィノス

 

買い目

3連複1頭軸流し

4ー1,3,5,6,10      10点

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ワイド流し

4ー3,10      2点

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※調教診断上位3頭

1位 4ハーツコンチェルト

2位 3ヨリマル

3位 10サヴォーナ

 

この3頭の単勝も抑える

青葉賞 追い切り高評価3頭

🥇1位 ハーツコンチェルト

南W 単走

65.5ー51.0ー37.0ー11.5 馬なり

前走後も順調に調整をされていて、この中間は3週前から南Wで時計を出している。全てラスト11秒台の時計を出せていて体調面は良さそう。前走は久々もあり併せ馬主体の調整だったが、今回は単走主体に変わっている。ただこの馬は単走の方が良いタイプで今回は使った上澄みもあり好勝負出来ると判断したい。

 

🥈2位 ヨリマル

栗東CW 併せ馬 併入

83.1ー67.8ー53.0ー37.6ー11.6 直強め

元々調教動く馬らしく今回も良い動きが出来ている。特に最終追い切りは古馬OPを追走する併せ馬で併せた相手を煽るような動きを見せていた。終いにかけてのノビも良く体調は万全。大寒桜賞を勝った馬の相性も良く注目してみたい。

 

🥉3位 サヴォーナ

栗東P 併せ馬 併入

79.0ー63.6ー50.1ー37.6ー11.7 馬なり

前走後は中3週でこのレースを目標に調整された。2週前、1週前と坂路で時計を出して良い動きが出来ていた。最終追いは馬場状態や輸送なども考慮してかポリトラック併せ馬で追われた。動き自体は良く馬場状態から負荷もそれなりにかかっていたと判断したい。2400mでは安定した走りが出来ていてこのメンバーでも力は上位だ。

天皇賞・春 追い切り高評価3頭

🥇1位 アスクビクターモア

南W 単走

82.8ー66.1ー51.2ー37.3ー11.8 馬なり

前走の大敗は出遅れた事と特殊な馬場状態によるものでノーカウントで良い。この中間は在厩で調整され、1週前に今回初騎乗する横山武騎手を背に南Wで5F64.7-11.5の自己ベストをマーク。単走表記だが、周りに寮馬がいる状況で、最先着した。最終追い切りも輸送がある中でも攻めた調整が出来ていて好感が持てる。力出せる仕上がりだ。

 

🥈2位 ボルドグフーシュ

栗東坂路 単走

54.0ー39.0ー24.6ー12.0 馬なり

前走は勝ち馬に上手く乗られて2着。乗り難しさがあり、勝ち切れないが馬券内を外す事もない堅実なタイプ。この中間は短期放牧を挟み、坂路とCWを併用で追い切られた。1週前、最終追いと続けて川田騎手が跨り活気ある動きが出来ていた。特に最終追い切りは馬場が悪い中を物ともせず走る事が出来ていた。相変わらずクビが高い走法は気になるが、力出せる状態だ。勝ち負けを期待したい。

 

🥉3位 ディープボンド

栗東CW 単走

84.0ー67.9ー53.2ー38.1ー12.0 直強め

近走日本で走っているレースは外枠ばかりで惜敗が続いている印象。本質的には内目の枠で脚を溜める競馬が合っているはず。この中間は在厩で調整され坂路とCWを併用で追い切られて調整された。1週前にCWで併せ馬で一杯に追われて、最終追い切り単走はこの馬の調整パターン。特に最終追い切りは馬場が悪い中を力強いフットワークで駆け抜けていて好感。週末雨予報もあり馬場が渋れば好走チャンス広がるはずだ。