調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

ローズSレース後分析と秋華賞展望

1着 1リアアメリ

2着 13ムジカ

3着 8オーマイダーリン

 

リアアメリアはスタートを決めてこれまで見せていなかった先行策で、道中は2番手を追走した。1000mの通過タイムが60.9からも分かる通りペースはスロー。直線の入り口で早々先頭に立ち独走の格好で2着馬に2馬身差をつけ圧勝のゴール。

2着馬ムジカ、3着馬オーマイダーリンはどちらも道中中断やや後方を追走の形。先行勢のリアアメリア以外の馬が4コーナーから直線にかけて相次いで失速する形。中断追走組の捌きあいを上手く捌いた2頭が2.3着に来た印象。本番の秋華賞も展開が鍵になりそう。

軸に推奨したデゼルはスタートで痛恨の出遅れ。道中は後方を追走に直線だけ伸ばす競馬。上がり33.8でメンバー中最速の足を使うが4着がいっぱいの競馬となってしまった。本番でもスタートが鍵になりそう。

 

紫苑ステークスローズSが終了し秋華賞のステップレースが終了した。牝馬戦線はデアリングタクトが頭一つ抜けている印象。ステップレースを見ても分かるように春のクラシックを戦った馬同士の上位争いになりそう。