調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

セントライト記念レース後分析と菊花賞へ向けて

1着 6バビット

2着 9サトノフラッグ

3着 7ガロアクリーク

 

スタート後直ぐに勝馬バビットが先手を主張し逃げの手に持ち込む展開。道中も12秒台が並ぶ平均的なラップ。1000mの通過が62.6という事でややスローペースにも見えるが今の中山の馬場はタイムが出難い馬場という事で平均ぐらいのペースと見る。道中も動か馬もいない展開で残り1000mぐらいからペースが徐々に上がり800m過ぎたあたりから本命馬サトノフラッグが仕掛けて直線を開くときには先頭を射程圏に。ここからバビットも粘り道中3番手追走のガロアクリークとの3頭の追い比べの形。結局勝ったのは逃げたバビットで着差以上に強さを感じた。2着にはサトノフラッグ。直線は内にもたれた感もあり完全に力を出し切ったわけではない。3着ガロアクリークは距離への不安も感じさせる内容にも思えた。5着ヴァルコスはもっとあっても良さそうで、直線の伸びは目立っていた。

神戸新聞杯はまだ終わっていないがコントレイルとの対戦がまだないバビットは本番でも楽しみな存在か!?