調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

ジャパンカップ 最終追い切り高評価3頭

デアリングタクト

栗東坂路単走での最終追い切り

54.7-39.7-25.7-12.7 馬なり

1週前までに仕上げて最終追い切り軽めはいつも通りの調整。落ち着きもあり折り合いもバッチリ。無敗で3冠牝馬に輝いた実力は本物だ。

 

アーモンドアイ

美浦Wコース3頭併せでの最終追い切り

67.9-52.1-38.1-12.8 馬なり

Wコースの追い切りは毎回動くが今回も文句なしの動き。前走は力を出し切ったレースで上積みまでは疑問だが出来落ちは感じない。引退レースに華を添えられるか。

 

パフォーマプロミス

栗東坂路単走での最終追い切り

53.8-38.7-24.8-12.2 軽仕掛け

前半はゆったりと入り軽く仕掛けられると即座に反応。ラスト2ハロンの加速感が特に好気配に映った。8歳馬だがレース数を使われていないのでフラッシュ感もある。東京コースも得意な馬で枠順次第では驚く結果もあり得そう。

 

2020年はコロナの影響で大変な1年となったが競馬界にとっては牡馬牝馬共に無敗の3冠馬が誕生する夢のような年になった。3冠馬が3頭同じレースで走る夢のような2020年ジャパンカップ。全馬無事にゴール板を駆け抜けて欲しいと願うばかりだ。