調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

紫苑S 追い切り高評価3頭

🥇1位スタニングローズ

栗東坂路 単走

52.6ー38.3ー24.7ー11.9 末強め

2歳時の好走が出来ていなかった時は最終追い切りで高速ラップを刻み終いまで持続する調教をしていた。しかし3歳春からは終いに加速する調教を施し重賞、G1で勝ち負けした。今回は終い1ハロンで0.8秒加速出来ていて好仕上がり。秋初戦で勝ち負けできる仕上がりだ。

 

🥈2位エバーハンディング

南W 併せ馬 先着

80.7ー65.4ー51.6ー37.4ー12.0 馬なり

小柄な牝馬で春は馬体が寂しく見えた。しかし一夏越して馬体に成長を感じる。身体全身を大きく使いダイナミックな走りが目立つ。ラップが若干チグハグになっていて、気性面はまだ成長して欲しいが動きは良いので上位評価したい。

 

🥉3位カヨウネンカ

美浦坂路 併せ馬 併入

53.8ー39.2ー25.3ー12.4 強め

相手なりに走る馬で未勝利脱出に時間を要したが前走勝利したことによって夏の期間を休養出来た点はプラスだ。元々追い切りで見栄えする馬ではないが、ダイナミックな走りが出来ていてタイム以上に速く見えた。開幕週でもパンパンの良馬場にはなりそうになく、馬場が渋れば一発あって良いデキだ。