調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

秋華賞 追い切り高評価3頭

🥇1位スタニングローズ

栗東坂路 単走

53.0ー38.2ー24.7ー11.9 馬なり

前走後は短期放牧へ出て、9月末に帰厩しこのレースへ向けて調整された。早い追い切りは1週前、最終追い切り2本。前走は中間強い負荷をかけて終い加速していたが、今回は2週続けてそこまで負荷を掛けずに終い加速が出来ている。高野厩舎の好走パターンにでもあり力出せる仕上がりだ。勝ち負け期待したい。

 

🥈2位プレサージュリフト

南W 3頭併せ 併入

70.6ー55.2ー40.1ー12.1 馬なり

オークスから直行で、1ヶ月前に帰厩し調整された。春までは早い時計出せなかった馬が夏を越し、1週前に南W82.7ー11.2の自己ベストの好時計マークした。最終追い切り輸送を考慮して軽めの調整も、3頭併せの真ん中へ入り終始プレッシャーのかかる追い切り消化した。追い切り過程は成長感じる。能力が高い馬で好勝負期待したい。

 

🥉3位スターズオンアース

南W 併せ馬 先着

66.3ー50.9ー36.9ー11.6 馬なり

オークス後に骨折が判明したが、幸い軽いもので直ぐ直行が発表された。1ヶ月前に帰厩し調整された。1週前までは若干動ききれない面があった。しかし、最終追い切りでは仕掛けられてから一瞬で加速し3馬身先着した。週を重ねる毎に上昇が感じられる。牝馬3冠へ向け視界良好だ。