調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

日経賞 追い切り高評価3頭

🥇1位 アスクビクターモア

南W 単走

82.7ー65.7ー50.9ー36.7ー11.3 馬なり

今回は5ヶ月の休み明けになるが週を重ねるごとに調子を上げている印象。南Wで4本時計を記録。2週前、1週前、最終追い切り3週続けて5F65秒台ー1F11秒台の時計を計測。今回の休養を経て馬の成長を感じる。力を出し切ることが出来れば勝ち負け必須だ。

 

🥈2位 カントル

栗東坂路 併せ馬 先着

52.1ー37.8ー23.9ー11.9 馬なり

年齢の割にレースを使っていなく馬はフレッシュ。この中間はCWで3本時計を出せていて、調教強度増している印象。最終追い切りでは併せ馬を手応えで圧倒し、大きく突き放す動きも見せていた。仕上がりは申し分ない。穴で狙いたい1頭だ。

 

🥉3位 タイトルホルダー

南W 3頭併せ 先着

64.1ー49.9ー36.0ー11.2 末強め

前走は凱旋門賞の疲れが残っていての大敗。パドックでは歩様の硬さも見られた。この中間は短期放牧を挟み、2月中旬に帰厩し坂路と南Wを併用で入念に乗り込まれ徐々に調子を上げてきた。最終追い切りは3頭併せの最内から5F自己ベストの時計をマーク。前哨戦としては申し分ない動き。ただ、最終追い切りが軽めの時が好走傾向にもあり一抹の不安ある1頭だ。