調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

天皇賞・春 追い切り高評価3頭

🥇1位 アスクビクターモア

南W 単走

82.8ー66.1ー51.2ー37.3ー11.8 馬なり

前走の大敗は出遅れた事と特殊な馬場状態によるものでノーカウントで良い。この中間は在厩で調整され、1週前に今回初騎乗する横山武騎手を背に南Wで5F64.7-11.5の自己ベストをマーク。単走表記だが、周りに寮馬がいる状況で、最先着した。最終追い切りも輸送がある中でも攻めた調整が出来ていて好感が持てる。力出せる仕上がりだ。

 

🥈2位 ボルドグフーシュ

栗東坂路 単走

54.0ー39.0ー24.6ー12.0 馬なり

前走は勝ち馬に上手く乗られて2着。乗り難しさがあり、勝ち切れないが馬券内を外す事もない堅実なタイプ。この中間は短期放牧を挟み、坂路とCWを併用で追い切られた。1週前、最終追いと続けて川田騎手が跨り活気ある動きが出来ていた。特に最終追い切りは馬場が悪い中を物ともせず走る事が出来ていた。相変わらずクビが高い走法は気になるが、力出せる状態だ。勝ち負けを期待したい。

 

🥉3位 ディープボンド

栗東CW 単走

84.0ー67.9ー53.2ー38.1ー12.0 直強め

近走日本で走っているレースは外枠ばかりで惜敗が続いている印象。本質的には内目の枠で脚を溜める競馬が合っているはず。この中間は在厩で調整され坂路とCWを併用で追い切られて調整された。1週前にCWで併せ馬で一杯に追われて、最終追い切り単走はこの馬の調整パターン。特に最終追い切りは馬場が悪い中を力強いフットワークで駆け抜けていて好感。週末雨予報もあり馬場が渋れば好走チャンス広がるはずだ。