調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

鳴尾記念 追い切り高評価3頭

🥇1位 フェーングロッテン

栗東坂路 単走

53.4ー38.7ー24.3ー11.9 馬なり

この中間は3週前から時計を出し、坂路3本、CW1本と近走同様の仕上げで乗り込まれた。特に1週前はCWを加速ラップでまとめた点を評価したい。最終追い切りは坂路単走だったが、集中した走りで成長を感じる動きを見せていた。自分の形で走る事が出来れば勝ち負けだ。

 

🥈2位 マリアエレーナ

栗東CW 単走

98.5ー81.7ー66.5ー51.4ー36.6ー11.5 馬なり

前走後は短期放牧を挟み4月下旬に帰厩し約1ヶ月入念に乗られ調整された。坂路とCW併用の調整は近走同様で1週前に坂路51.4-12.0の好時計をマーク。最終追いは火曜にCW単走で長めから追われてキビキビした動きを見せていた。力出し切れば勝ち負け出来るはずだ。

 

🥉3位 ボッケリーニ

栗東CW 単走

83.8ー67.1ー51.6ー36.8ー11.3 一杯

目黒記念に出走予定だったが、ハンデを考慮して1週スライドしこのレースへ出走してきた。1週スライドした事により更に調子を上げた印象。1週前追いはCW3頭併せの真ん中でびっしり追われたが遅れていた。最終追いはCW単走もダイナミックなフォームで走れていて加速ラップでフィニッシュ。距離も2000mは合っていそうで好勝負期待したい。