調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

マイルCS 追い切り高評価3頭

🥇1位ソダシ

栗東坂路 併せ馬 先着

52.3ー37.6ー23.7ー11.9 馬なり

前走は早めに抜け出す競馬でゴール寸前に勝ち馬に交わされて2着だった。ただ強い競馬はしていて悲観するものではない。そこから中4週でのレースになるが、この中間は併せ馬を3本消化して前走から上積みを感じる動きを見せている。牝馬とは実績は最上位クラス。牡馬相手にどこまで走る事が出来るか注目だ。

 

🥈2位ジャスティンカフェ

栗東CW 併せ馬 先着

83.5ー66.6ー51.5ー36.9ー11.2 馬なり

初G1挑戦という事もありこの中間はかなり攻めの調整が出来ている印象。11/4(金)に坂路で2週前追いが行われて54.3ー12.5をマーク。その後11/9(水)に坂路を足慣らし程度で55.5ー12.6をマーク。翌々日11/11にCWにて実質1週前追いが行われて6F82.0ー11.1をマーク。ラスト2Fの時計は22.5と超抜だ。最終追い切りもCW併せ馬で序盤は併せ馬の後ろで折り合いをつけ直線もギリギリまで我慢し追い出されると一気に加速。ゴール手前で交わすという実戦さながらの追い切りだ。能力は足りるはずで勝ち負け期待したい仕上がりだ。

 

🥉3位ロータスランド

栗東坂路 単勝

51.8ー37.6ー24.3ー12.0 馬なり

前走はいかにもトライアル仕上げで1週前に早い時計を出して最終は流す程度の時計だった。その影響もありレースでは直線弾ききれず6着に敗退した。そこから中2週の今回は1週前にCWで3頭併せを行いびっしり追われて最先着。時計も6F82.6ー11.4で加速ラップを踏めていた。最終追い切りは単走だったが前に他厩舎の馬がいて実質併せ馬の形で、ラストで抜き去り先着した。動きは抜群で力出せる仕上がりと判断したい。好勝負を期待したい。