調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

関屋記念 追い切り高評価3頭

🥇1位 ララクリスティー

栗東CW 単走

83.5ー67.5ー52.1ー36.9ー11.2 末強め

前走は初G1挑戦という事で壁にぶつかった印象。仕切り直しの今回も1週前にCWで併せ馬を行い、最終はCW単走で終い重点の内容。動きはキビキビしていて体調は良さそう。新潟は3回走ってパーフェクト連対と相性の良いコース。秋に向けて弾みをつけたい一戦だ。

 

🥈2位 ロータスランド

栗東坂路 単走

56.1ー41.2ー26.3ー12.7 馬なり

この中間は少し調教内容に変化が見られ、2週前にCWで追い切りを行い、1週前と最終追いは坂路で行われている。元々スピードタイプで坂がない新潟はベストコース。一昨年の覇者なら不安はない。6歳馬でも元気いっぱいで衰えは感じさせない。好走に期待したい。

 

🥉3位 ラインベック

栗東坂路 単走

54.7ー39.1ー24.9ー12.1 一杯

若い頃は調教の動きが地味な印象の馬だったが、年齢を重ね、更に去勢効果もあり前向きさが最近は感じられるようになった。特に1週前追い切りのCW3頭併せが良く見えた。3頭の真ん中に入り、内の並走馬はあっさりパス。外の馬に最後まで食らいつき最後は併入フィニッシュ。最終追い切りも外ラチ沿いを集中して走れていて近走で1番の仕上がりに感じる。穴で一発に期待したい。