調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

中日新聞杯 追い切り高評価3頭

🥇1位 ピンハイ

栗東CW 単走

82.9ー67.2ー52.4ー37.6ー12.2 馬なり

今年春までは体質的に追い切りで負荷を高める事が出来なかったが、前走から1週前と最終追い切りをCWで5F68秒台の速い時計をマークする事が出来ている。この中間も1週前にCW68.5-11.9をマーク。最終追い切りは自己ベスト67.2ー12.2をマーク。4歳秋を迎え成長を感じる。ハンデも手頃で好走を期待したい。

 

🥈2位 スパイダーゴールド

南W 併せ馬 併入

84.8ー68.3ー51.9ー37.0ー11.7 馬なり

OPに昇級後は大敗が続いているが、2走前は不良馬場、前走は夏負け+美浦坂路回収の煽りを受けていつもの調整が出来なかった事が敗因でノーカウント。この中間は週中に南W、週末は坂路で時計を出せていて、いつもの調整が出来ている。全身気勢もあり好気配。3連勝時の勢いは本物で好勝負を期待したい。

 

🥉3位 ヤマニンサルバム

栗東坂路 併せ馬 先着

52.6ー38.0ー24.8ー12.2 末強め

前走は圧巻の逃げ切り勝利だった。前走後は短期放牧を挟み、11月中旬に帰厩。1週前にCW83.4-11.2をマーク。終いまで加速ラップでまとめる事が出来ていて体調は引き続き良さそう。最終追い切りも加速ラップを踏む事が出来ている。この馬は内枠の時に好走傾向であり、内枠を引く事が出来れば好走確率がより高くなるはずだ。