調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

スプリンターズS 追い切り高評価3頭

🥇1位 キミワクイーン

南W 併せ馬 先着

65.6ー51.0ー37.2ー11.8 馬なり

前走は外枠の馬に有利な馬場で、痛恨の内枠を引いてしまった事が敗因。0.7差7着であれば良く走っている方。今回は9月上旬に美浦トレセンに帰厩し9/13から追い切り時計を記録している。速い時計は4本計測していて、全て南Wで終い11秒台をマーク。G1を前に一段動きの質が上がった印象で好仕上がり。好走を期待したい。

 

🥈2位 ナムラクレア

栗東坂路 単走

53.4ー38.4ー24.2ー11.7 馬なり

前走は前哨戦ながらしっかりと仕上げられていて、力を出し切る事が出来て完勝した。今年に入ってからCWの追い切りを取り入れて折り合いがつくようになり、終いの一足が効くようになっている印象。今回も1週前にCWで81.8-11.3をマーク。加速ラップで走れていて調子の良さを感じる事が出来た。最終追い切りは調整程度でもキビキビした動きが出来ていた。力出し切れば勝ち負けだ。

 

🥉3位 マッドクール

栗東坂路 単走

50.3ー36.3ー23.7ー12.2 馬なり

前走はトップハンデが影響したのか、人気を裏切る結果になってしまった。仕切り直しの今回はCWの追い切りを多めに取り入れる調整に変化をつけてきた、1週前にCW81.8-11.1の時計をマーク。全身気勢がありいい走りが出来ていた。最終追い切りは坂路の自己ベストをマーク。鞍上の手は全く動いてなく馬自身の走る気持ちが乗ってきた印象を受けた。能力は高い馬で好走を期待したい仕上がりだ。