調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

阪神大賞典 追い切り高評価3頭

🥇1位 ディープボンド

栗東CW 単走

82.7ー67.4ー52.5ー37.0ー11.4 強め

前走後はこのレースを目標に調整され、昨年と同じ調整過程を踏めている。2週前には坂路51.1ー12.1の自己ベストをマーク。1週前、最終追い切りは和田竜騎手を背にCWで追われてラスト2Fを共に23.0と速い時計を記録している。前走の最終追い切りは24.1だった事から今回は前走以上の状態にありそう。勝ち負け期待だ。

 

🥈2位 サンレイポケット

栗東坂路 単走

52.2ー37.7ー24.5ー12.2 強め

8歳を迎えたが衰えは感じず、この中間は久々にこの馬らしい活気のある走りを見せている。特に1週前追い切りは坂井騎手を背にCW3頭併せを大外から追走し、仕掛けられると一気に加速し6F79.4ー11.3の抜群の時計をマークしている。初の長距離戦にはなるが通用する力は持っているはず。穴で抑えたい1頭だ。

 

🥉3位 ボルドグフーシュ

栗東坂路 単走

55.4ー40.5ー26.1ー12.7 馬なり

前走の有馬記念は過去最高のデキで2着に好走した。今回は休み明けのため前走以上とはいかないが、昨年の神戸新聞杯以上の状態にありそう。1週前に今回初コンビの川田騎手を背にCWで併せ馬を行い79.9ー11.4の時計をマーク。仕掛けられてからの反応が良く好気配に映った。最終追い切りは調整程度も走りに勢い感じた。力出し切れば勝ち負けだ。