調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

阪神JF 追い切り高評価3頭

🥇1位 サフィラ

栗東坂路 単走

54.9ー39.8ー25.3ー12.3 馬なり

デビュー戦は直線内ラチに接触し3着に敗戦。次走は無難に外を回し3馬身半差で圧勝。前走のアルテミスSはスローペースを外外を回って直線脚を伸ばして2着。今回は中5週のレースになる。中間は短期放牧を挟み2週前に帰厩した。1週前にCW77.9-11.7の超抜時計をマーク。自己ベストを3.1秒更新した。最終追い切りは坂路で調整程度も軽い動きが出来ていて力出せる状態に仕上がった印象。血統的にも阪神マイルは合っていそう。勝ち負けを期待したい。

 

🥈2位 ルシフェル

栗東CW 併せ馬 併入

68.4ー53.0ー37.9ー11.8 馬なり

デビュー戦はレースを分かっていない感じで3.4コーナーから加速して2着。2走目で距離を伸ばして道中捲り上げて直線も脚を伸ばし順当勝ち。前走萩Sは瞬発力勝負の展開になり脚を伸ばし差し切り勝ち。3走全て上がり最速をマークしていて瞬発力に長けている。この中間はG1馬と2週続けて併せて唸る手応えで相手を圧倒する動きを見せていた。今回は初のマイル戦で道中追走出来るかが鍵になりそうだが、決め手比べの展開になれば好走必須だ。

 

🥉3位 アスコリピチェーノ

栗東CW 併せ馬 先着

81.3ー66.6ー51.5ー36.7ー12.0 馬なり

デビュー戦は東京1400mのレースを使い、直線良い瞬発力を見せて2馬身半差で勝利。前走は距離を伸ばして新潟2歳Sに挑戦した。スタートは速くなかったが位置を取り中団前目につけて直線ジワジワ脚を伸ばして勝利した。その後はこのレースへ向けて放牧へ。11月中旬に今回は栗東へ直接入厩した。3週続けてCWで時計を記録している。1週前には北村宏騎手が駆けつけ、CW79.3-11.4をマークした。最終追い切り調整程度も軽いフットワークを見せていて調子の良さを感じた。好走を期待したい。