調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

神戸新聞杯 追い切り高評価3頭

🥇1位 ファントムシーフ

栗東坂路 単走

53.3ー38.1ー24.1ー11.7 一杯

デビュー戦から高い能力を発揮してきた馬で皐月賞では1番人気に指示された実力馬。前走ダービーはスローの展開でペースが合わなかった印象。今回はダービーから4ヶ月の休み明けだが仕上がりは良好。8月末からCWで時計を出されて、終い11秒台前半を連発する動き。最終追い切りの坂路も唸るような動きが出来ていて仕上がりの良さ感じる。好走を期待したい。

 

🥈2位 ショウナンバシット

栗東CW 併せ馬 先着

83.7ー67.1ー52.0ー36.8ー11.3 馬なり

春は身体を使いきれない感じで能力がありながらポテンシャルだけで走っていた。前走後は初めて一息入れたが、一段馬のレベルが上がった印象。この中間はデムーロ騎手が調教に跨り感触を確かめていたが、CWで終いにかけて11秒台前半を連発する動きを見せていた。乗り込み料もメンバー1でこのレースへ向けての意気込みが感じられる。人気薄で一発に期待したい。

 

🥉3位 ハーツコンチェルト

栗東CW 単走

86.2ー70.1ー55.0ー39.4ー12.1 馬なり

前走ダービーは3角前から捲り上げて進出して直線も大外を良く伸びて3着に入線を果たした。この馬は長く良い足を使うタイプで直線が長いコースが合う印象なので阪神外回りは絶好の舞台設定。この中間は2週前まで美浦で調整し、1週前、最終追い切りと栗東で調整された。2週続けて松山騎手が跨り感触を確かめている点は好感がもてる。能力が高く力出せれば勝ち負けだろう。