調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

マイルCS 追い切り診断上位3頭

🥇1位 セリフォス

栗東CW 併せ馬 先着

80.2ー65.3ー50.9ー36.3ー11.3 馬なり

富士Sを使う予定もあったが疲れが抜けず、ぶっつけでこのレースに挑むことになった。10月中旬に帰厩し約1ヶ月入念に乗り込まれた。3週前までは坂路で乗られ、2週前からCWで時計を計測。2週前は84.1-10.9をマーク。1週前は川田騎手が跨り80.8-10.7を強めに追われマーク。最終追い切りも川田騎手が跨り80.2-11.3を馬なりで楽々マーク。久々を感じさせない好仕上がりで挑めるはず。終いのキレを活かせれば勝ち負けだ。

 

🥈2位 シュネルマイスター

栗東CW 単走

97.9ー81.8ー67.6ー53.2ー38.4ー11.8 馬なり

春にマイラーズCを使った時に京都遠征を経験しその時の様に1週前追い切りを美浦で調整しその後栗東へ移動し、最終追い切りは栗東で行われた。前走は83秒台の時計しか出てなく明らかに前哨戦仕上げ。この中間は2週前に南Wで81.1-11.5をマーク。1週前は80.3-11.4をマーク。概ね仕上がって迎えた栗東での最終追い切りは7Fの長めから時計を出して6Fの時計はマイラーズC調整時より約3秒早いタイムが出ている。能力は確かで2度目のG1制覇に向け万全の仕上がりだ。

 

🥉3位 ジャスティンカフェ

栗東CW 併せ馬 先着

82.7ー67.0ー52.1ー37.4ー11.6 馬なり

前走は速い時計が1本のみで明らかに叩きの仕上げだった。1度使った事で体調は明らかに良化した。昨年より1週早く乗り出しを開始できている点も良い。2週前には坂路52.8-12.1をマーク。1週は坂路で50.6-12.3をマーク。最終追い切りはCW併せ馬で82.7-11.6をマーク。坂井瑠騎手が跨っていた点もよく折り合いは我慢が効いていて不安感じさせなかった。初G1制覇を期待したい。