調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

秋華賞 追い切り高評価3頭

🥇1位 リバティアイランド

栗東CW 併せ馬 先着

98.8ー82.1ー67.1ー52.2ー37.2ー11.7 馬なり

春に2冠を制し今回は3冠へ挑む本馬。仕上がりは抜群に思う。レースの約1ヶ月前に帰厩して追い切りを重ねられた。1週前には川田騎手が跨りCW81.5-11.0をマーク。この時計は6Fの自己ベスト。一瞬で併せた相手を突き放す動きで調子の良さを感じた。最終追い切りは終い重点でも持ったまま楽々に併せ馬に先着した。3冠達成の可能性は高そうだ。

 

🥈2位 マスクトディーヴァ

栗東坂路 単走

54.5ー39.8ー25.4ー12.1 馬なり

前走は1800mの世界レコードで走り後続に0.2秒差つけ完勝した。今回は初めて中3週でレースに挑むため反動を心配したが問題は無さそう。1週前にはCWで併せ馬を消化し先着。最終追い切りは坂路単走で加速ラップで登上出来ている。調子は高いレベルで安定している。能力は高く力出せれば逆転も可能だ。

 

🥉3位 ラヴェル

栗東坂路 単走

54.0ー38.5ー24.7ー12.0 馬なり

前走は休み明けで稍急仕上げで使った印象。道中折り合いを欠く素振りを見せていて力が発揮出来なかった印象。ただ一度使った事でガス抜きが出来た。1週前にCW単走で81.4-11.8を終い強めに追われてマーク。首の使い方がしなやかで長く末脚を使えるイメージが湧いた。また前走は最終追い切りの坂路で失速ラップになっていたが、今回はしっかり加速ラップで登上出来ている。前走から上積みがありそう。唯一リバティアイランドに勝った経験がありどんな走りをするか注目したい。