調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

エリザベス女王杯 追い切り高評価上位3頭

🥇1位 ルージュエヴァイユ

美浦坂路 併せ馬 先着

52.0ー37.7ー24.6ー12.1 馬なり

中3週でのレースになるがこの中間は4本調教時計を記録していて疲れ感じられない。むしろレースを使った事で馬に柔らかみが出た印象。1週前に武蔵野Sに出走するペリエールと併せて楽々先着。時計は81.7-11.3と優秀。最終追い切りでは坂路の自己ベストをマーク。デビュー以来最高の仕上がりなのは間違いなく好パフォーマンスを期待したい。

 

🥈2位 ブレイディヴェーグ

栗東CW 併せ馬 先着

80.3ー65.2ー50.4ー35.7ー11.3 馬なり

前走後は秋華賞をパスしてこのレースへ向けて調整された。2週前追い切りを美浦で済ませた後に栗東に入厩し調整されている。1週前にCWで82.5-10.7をマーク。終いの瞬発力は抜群で惚れ惚れする走りだった。最終追い切りはルメール騎手が跨って感触を確かめられた。併せ馬には手応え優勢に先着していて体調の良さ伺えた。好走を期待したい。

 

🥉3位 アートハウス

栗東CW 単走

83.2ー66.8ー51.2ー36.0ー11.2 馬なり

ヴィクトリアM調整時に骨折が判明し今回は8ヶ月の休み明けとなる。10月上旬に帰厩して約1ヶ月密な調整をされた。2週前、1週前、最終と3本CWで時計を計測しているのは好走時同様。調教はやればいくらでも動く馬だが今回はCW3本とも83秒台に抑えて終いの伸びを意識した調整がされている。動きが良く調子の良さ感じる。メンバー構成的に前で競馬出来る点は強みになりそうで穴で注目したい1頭だ。