調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

平安S 追い切り高評価3頭

🥇1位 ハギノアレグリア

栗東坂路 単走

56.5ー41.1ー25.7ー12.5 馬なり

この中間も坂路で入念に乗り込まれ、このレースへ向け調整された。また中間は岩田望騎手が調教に跨って呼吸を確認しており、勝負気配も漂う。1週前には自己ベストタイの51.7-12.6をマークしており体調は抜群に良さそう。好勝負を期待したい。

 

🥈2位 ノットゥルノ

栗東坂路 併せ馬 併入

53.0ー38.6ー24.7ー12.1 馬なり

右回りのレースを求めて帝王賞のステップとして参戦してきた。この中間は久々にCWで1週前追い切りを消化し調教負荷が増している。その1週前追い切りは3頭合わせの真ん中で外のピクシーナイトに喰らいつく動きで併入した。時計は6F79.8-11.2で文句なし。最終追い切りは終い重点も手応えは楽できっちり仕上がった。59キロを克服出来れば勝ち負けして良いデキだ。

 

🥉3位 サンライズホープ

栗東坂路 単走

52.2ー37.6ー24.4ー12.2 馬なり

ムラな面がある馬で能力は高いが気分が乗らないと大敗も多いタイプ。近走は道悪競馬で時計が速すぎて大敗が続いている印象。この中間は坂路で3週続けて時計を出し、1週前に50.9-12.4をマーク。これは自己2番目に速いタイムで調子の良さを表しており走れる状態にある。今の京都のダートは程よく時計が掛かっていてこの馬に向きそうな馬場だ。穴で狙ってみたい1頭だ。