調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

七夕賞 追い切り高評価3頭

🥇1位 バトルボーン

南W 併せ馬 先着

70.6ー54.1ー38.7ー11.6 馬なり

デビュー戦はダノンベルーガに敗れたがその後目下4連勝で今回重賞初挑戦を迎える。この中間は予定していたレースを使えなかったりで休みが長くなってしまったが、帰厩後の調整は順調。美浦坂路閉鎖の影響で南W中心に乗り込まれたが、3週前から時計を出して最終追い切りまでの4本全て終い11秒台で動けている。また津村騎手が3週続けて跨っている点も評価したい。勢いそのままに重賞初制覇に期待したい。

 

🥈2位 レッドランメルト

南W 併せ馬 先着

66.8ー51.7ー37.4ー11.5 馬なり

昨年夏〜秋に3連勝してOPクラスに昇級後は重賞で敗戦が続いている。しかし、3走前中山金杯は内有利の中、外枠を引いてしまい外外を通って差のない6着なら評価出来る。直近2走は道悪競馬になってしまい力を出し切れていない。今回は立て直しの1戦で、中間は南Wで入念に乗り込まれ仕上がりは良好な印象。特に最終追い切りはハヤヤッコとの併せ馬で直線仕掛けられると自らハミをとり瞬時に加速し1馬身先着の内容。調子は良さそうで良馬場なら狙える1頭だ。

 

🥉3位 エヒト

栗東坂路 単走

50.4ー36.6ー23.5ー11.6 末強め

帰国初戦となるが森厩舎らしく坂路でしっかり早い時計をだし仕上がりは良さそうに感じた。特に1週前追い切りは栗東坂路を単走で48.9-11.9をマーク。この時計は坂路の自己ベストで加速ラップで登上出来た点も評価したい。最終追い切りは終いだけ伸ばす感じで楽に終い最速ラップを踏めていて昨年に近いデキまで持って来れた印象。ハンデは背負うが好走に期待したい。