調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

中京記念 追い切り高評価3頭

🥇1位 ウイングレイテスト

栗東CW 単走

96.2ー80.9ー66.4ー52.8ー37.9ー11.3 強め

2歳時から好パフォーマンスを見せていた馬で1600m戦の安定勢力馬。この中間は1週前から栗東で調整されている。1週前こそ環境の変化で戸惑いを見せて併せ馬に置かれていたが、最終追い切りで一変の動き。四肢の可動域が広い走りで首も上手に使えていた。これなら力は出せるはず。能力上位で好走を期待したい。

 

🥈2位 ダノンスコーピオ

栗東坂路 単走

55.9ー39.7ー24.9ー11.9 馬なり

メンバー中唯一のG1馬でハンデ59キロは致し方ない。近走結果こそ出てないが状態は良いと感じていた。しかし、この中間は早い時期から坂路で乗り出し終い11秒台を連発する動き。この動きから控えた競馬をした方がキレを活かせる印象。乗り替わりとなる横山和騎手も中団から差す競馬が上手な騎手で新味に期待したい。

 

🥉3位 サブライムアンセム

栗東坂路 単走

54.5ー38.7ー25.2ー12.6 末強め

気性難が災いし、全能力を発揮出来ないレースが続いているがこの中間は調整内容を変更してきた。具体的にはコース追い切り中心から坂路中心に切り替えた。個人的には一変を感じ、今までは引っかかる馬が坂路では折り合いがバッチリ付いて終いは促すほど。動きは平凡に見えるが内容の良さを評価したい。力出し切る事が出来れば一発を十分期待できる馬だ。