調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

アルゼンチン共和国杯 追い切り高評価3頭

🥇1位 テーオーロイヤル

栗東CW 単走

81.6ー66.9ー52.5ー37.7ー11.2 馬なり

長期休養明けのレースになるがデキが良さそうに見える。この中間は9月初旬に帰厩して調整された。時計は10月に入ってから出し始めたが、メイショウハリオと併せて手応え優勢の動きをしていた。最終追い切りも初コンビの浜中騎手を背に終い重点の良い動きを見せていた。活気があり力を出せる状態にあるはずだ。

 

🥈2位 チャックネイト

南W 3頭併せ 併入

66.3ー51.2ー36.2ー11.4 馬なり

5歳秋を迎えたが去勢の効果あり馬に若々しさを感じる。体質面で中々詰めて使う事が出来ず出世が遅れてしまったが、前走を勝利し今回初重賞挑戦に挑む。この中間はコンビを組むモレイラ騎手が跨り感覚を確かめている。2週続けて南W終い11秒台前半をマークし終いのキレが目立っている。前走の状態をキープ出来ている印象で好走を期待したい。

 

🥉3位 ゼッフィーロ

栗東坂路 単走

52.6ー38.5ー24.8ー12.3 馬なり

抽選対象だがこの中間は前走以上の勝負掛けの調教をされている。2週前に坂路自己2番時計の51.5-12.3をマーク。1週前にはCW82.0-11.2を加速ラップでマーク。最終追い切りは坂路で終い重点の内容。この馬は最終が坂路の時に好走する傾向にあり今回は傾向に該当する。出走が叶えば面白い存在だ。

 

※4位 インプレス

栗東CW 併せ馬 先着

83.9ー68.3ー53.0ー37.7ー11.7 末強め

この馬もゼッフィーロと同じく1/2抽選の対象馬だ。最終追い切りの併せ馬で馬なりのまま相手に並びかける手応えは近走で1番良かった。左回りは得意でゼッフィーロとの抽選でこちらが突破した際は3位に繰り上げたい。