調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

東京新聞杯 追い切り診断上位3頭

🥇1位 ウインカーネリアン

南W 併せ馬 先着

83.8ー67.0ー52.1ー37.9ー11.6 馬なり

昨年の勝ち馬で、調整過程も昨年同様年明けから乗り込みを開始している。中間は3週続けて三浦騎手が跨り併せ馬を消化。1週前にパシャファイアー付きのブリンカーを着用して追い切られた動きは抜群だった。最終追い切りの動きも文句なし。昨年より良い出来にありそうで、好走に期待したい。

 

🥈2位 ウンブライル

南W 3頭併せ 併入

67.5ー52.5ー38.0ー11.4 馬なり

9ヶ月の休み明けとなるが、昨年12月末に帰厩してから1ヶ月以上入念に乗り込まれている。調教の量は豊富で3週続けて3頭併せの真ん中を追走する追い切りを消化している点に好感が持てる。ルメール騎手を手配していることからも勝負気配感じる。能力出し切れば勝ち負けだ。

 

🥉3位 マスクトディーヴァ

栗東坂路 単走

53.5ー38.9ー25.0ー12.0 馬なり

昨年秋はローズSで1800mの世界レコードをマークして優勝。続く秋華賞でもリバティアイランドに迫る脚で2着に好走している。今回は休み明けで初のマイルは鍵となる。この中間は坂路で53秒台の時計を2本マークしている。2週前にマークした53.1-12.5は自己ベストでマイル戦に向けてスピード仕様に仕上げてきた印象を覚えた。能力は最上位の存在で好走に期待したい。