調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

共同通信杯 追い切り診断上位3頭

🥇1位 ジャンタルマンタル

栗東坂路 単走

55.6ー40.3ー25.4ー11.9 馬なり

デビューから3連勝でG1を制覇した実力馬。前走後は短期放牧へ出されて、3週間前に帰厩した。その後は坂路で時計を出して、1週前には川田騎手を背に坂路52.4-11.6の自己ベストをマークした。最終追い切りは調整程度も、終い1Fで1.6秒加速する動きが出来ている。前哨戦からしっかり仕上げていて勝ち負けに期待だ。

 

🥈2位 フォスターボンド

南W 併せ馬 先着

80.8ー64.7ー51.1 ー36.3ー11.4 強め

昨年秋の東京開催でデビューし、2戦目で勝ち上がった。その後1ヶ月半ほど放牧へ出されて昨年末に帰厩した。その後年が明けてから時計を出し始めて追い切る毎に良化を見せている。最終追い切りでは全体時計の自己ベストをマークしつつラスト1Fのベストも更新する動きが出来ている。調子の良さが感じられ穴で注目の1頭だ。

 

🥉3位 ショーマンフリート

南W 併せ馬 先着

83.6ー67.7ー52.3ー37.0ー11.5 馬なり

前走は輸送がありながら+18キロで太めが残っていた可能性がある。中間は中4週でも追い切り7本消化して調教の負荷を高めている。1週前に5F66.2-11.4と南Wの自己ベストをマークしている。最終追い切りも馬なりで併せ馬に先着出来ていて前走以上に仕上がりの良さが目立つ。鞍上にルメール騎手を配して勝負気配感じる1頭だ。