調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

皐月賞 追い切り診断上位3頭

🥇1位 レガレイラ

南W 併せ馬 先着

83.8ー67.9ー53.4ー38.3ー11.3 馬なり

短評:牝馬ながらデビューから3戦全て牡馬混合戦を使われていて前走でG1も勝利している。この中間は放牧へ出てレース1ヶ月前に帰厩し調整されている。1週前追いは南W81.3-10.9の時計をマーク。楽に動けていて体調の良さ感じた。最終追い切りは終い重点の内容。活気ある動きが目立ち気配は前走以上。中山コースも問題なく勝ち負け期待したい。

 

🥈2位 ジャスティンミラノ

栗東坂路 単走

55.3ー40.1ー25.7ー12.2 馬なり

短期:2戦2勝の無敗馬。前走で出世レースの共同通信杯を制していて勢いある。中間は短期放牧を経て3月上旬に帰厩し1ヶ月以上入念に乗り込まれている。前走と同様に3週CWで時計を出して、最終追いは坂路で単走と同じパターンの内容を消化出来ている。レースセンスがある馬で初めての中山コース対応出来そうで好走に期待したい。

 

🥉3位 シンエンペラー

栗東坂路 単走

53.6ー39.3ー25.3ー12.3 馬なり

短評:今回出走する馬と多く対戦経験があり指標になるのがこの馬。能力は高いが気性面の成長が追いついてないのが現状。前走の弥生賞は1週前追い切りをやらずに2着に好走していた。中間は2週間程短期放牧を挟み3週間前から時計を出している。2週前追い切りでCWの自己ベスト80.7-11.7をマーク。この時は併せ馬に遅れたが相手が走りすぎた印象。1週前もCW併せ馬を消化し最終追い切りは坂路で調整程度。調教の強度はデビュー以来1番高い。どんな展開になっても崩れずに走れそうだ。