調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

京都記念 追い切り診断上位3頭

🥇1位 ルージュエヴァイユ

美浦坂路 併せ馬 先着

52.9ー38.7ー25.2ー12.3 馬なり

3走前から重賞で2着が続いていている。特に前走は同舞台のG1エリザベス女王杯で惜しい2着だった。この中間は南Wと坂路を併用で追い切られて好状態を維持している。能力はメンバー最上位で勝ち負けを期待したい。

 

🥈2位 ベラジオオペラ

栗東CW 3頭併せ 先着

83.6ー69.7ー54.8ー39.0ー11.5 馬なり

デビューから3連勝で重賞を勝利した実力馬。皐月賞は先行策が裏目に出て敗れたが、ダービーはタイム差なしの4着に好走。4歳世代では上位の力を示している。この中間は2週前までは重さが目立ったが、1週前にびっしり追われた事でスイッチが入った。最終追い切りは全身気勢旺盛の動きを見せたい。力出せれば勝ち負けだ。

 

🥉3位 ラヴェル

栗東坂路 単走

53.0ー37.8ー24.5ー12.7

2歳時にリバティアイランドを破った事がある実力馬。血統もナミュールの妹で良血馬だ。この中間は追い切り本数が少ないが、1週前にCW79.7-12.0をマーク。久々に80秒を切る時計が出ていて調子の良さが伝わってきた。最終追い切りも弾むような動きで坂路を走れていた。外回りに変わる点はプラスで好走に期待したい。