調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

高松宮記念 追い切り診断上位3頭

🥇1位 ウインマーベル

南W 併せ馬 先着

67.2ー52.8ー37.4ー11.2 馬なり

短評:中々勝てないレースが続いていたが2走前に勝利すると、前走は苦手な重馬場でも勝利し重賞連勝中。この中間は3本南Wで時計を計測。3本続けて終い11秒台中盤以下をマークし終いにかけての鋭さが目につく。昨年は大外枠で大敗していて中枠より内目の枠が欲しいところだ。

 

🥈2位 ソーダズリング

栗東坂路 単走

50.9ー36.6ー23.9ー11.7馬なり

短評:2000mの重賞で連対経験あるが本質はマイルより短い距離が理想のタイプ。また前走で重賞初制覇も決めていて勢いも十分。中間は短期放牧を挟み1週前と最終追い切りで坂路を消化。1週前は併せ馬に先着。51.4-12.3と時計も優秀。最終追い切りは武豊騎手を背に坂路単走追い。馬場の真ん中勢いよく走れていて体調の良さ感じた。初G1制覇に期待だ。

 

🥉3位 ルガル

栗東坂路 単走

51.1ー36.6ー23.6ー11.7 馬なり

短評:前走で初重賞制覇し勢い十分。前に行った馬には厳しいレースだったが、2番手からレースを進め直線入口で先頭に立ち押し切る内容。2着に3馬身差は1200m重賞では決定的な差。その後短期放牧を挟み、2月末に帰厩。2週前から坂路で時計を出し始めて3週続けて西村淳騎手を背に追い切りが行われた。1週前の併せ馬でも余裕に先着する動き出来ていて好調をキープしている。初G1だが勢いで奪取も可能だ。