調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

宝塚記念 追い切り高評価3頭

🥇1位ヒシイグアス

南W 単走

68.4ー53.3ー38.8ー11.9 馬なり

前走は香港遠征が出来なくなり、予定より2週間早くレースに使い急仕上げの印象。また2週前追い切りを牧場で行う堀厩舎としては見ないケース。負けはしたが4着は立派な成績。

さて今回は4週連続でレーン騎手が跨りビッシリ調整された。1週前が特に良く併せ馬先行で南W69.0ー10.9と抜群のキレを見せた。最終追い切りは調教程度で馬場の内目を単走で追われた。状態は絶好調。初G1制覇あり得る仕上がりだ。

 

🥈2位エフフォーリア

南W 3頭併せ 先着

85.0ー68.8ー53.1ー37.5ー11.1 馬なり

前走は1週前追い切り3頭併せで遅れていて本来の調子になかった印象。本来持っている能力はこのメンバーでも最上位で巻き返しに期待したい。

さて今回は6月初めに帰厩して、中間は6本時計を記録している。調教走る同厩舎のウインカーネリアンと併せ馬も3本消化し全て併入出来ていて調子良さそう。最終追い切りもブリンカーを着けると集中力増し終い11.1の剛脚見せた。好勝負に期待だ。

 

🥉3位アリーヴォ

栗東坂路 単走

54.0ー39.7ー25.4ー12.2 馬なり

仕上がりが早いタイプで本数より質が大事な馬。1週前追い切りには武豊騎手が跨りCW81.3ー11.2の時計記録している。若干首が高い走りだがダイナミックなフォームで走る馬で直線の末脚が武器。最終追い切りは調整程度ながらも終い12.2の時計出せている。メンバーレベルが上がっても自らの力出せるタイプだけに注目したい。