調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

桜花賞 追い切り高評価3頭

🥇1位 チェルヴィニア

栗東CW 3頭併せ 併入

85.4ー69.1ー53.4ー38.2ー11.6 馬なり

短評:体調が整わず阪神JFはパスし桜花賞へ目標を切り替え調整された。休養が長引いたが中間は3月上旬に美浦TCに帰厩し、3/13に南Wの自己ベストをマークした。その後栗東TCに入厩し調整されている。3週続けて阪神牝馬S出走予定のウンブライルら圧倒する動きが出来ていて体調の良さを感じる。鞍上や天候など不安要素あるがレースに向けての仕上がりはNo.1だ。

 

🥈2位 アスコリピチェーノ

栗東CW 併せ馬 併入

80.6ー65.8ー51.5ー36.8ー11.6 馬なり

短評:無敗で阪神JFを制覇しぶっつけで桜花賞へ参戦となる。中間は前走同様に栗東TCへ入厩し調整されている。環境の慣れもあり前走以上の動きを連発している。特に1週前に大阪杯で3着したルージュエヴァイユ相手に追走し併入した動きが良く見えた。最終追い切りでは栗東CWの自己ベストを軽々とマークした。立ち回りの上手さがあり桜花賞適正の高さ感じる馬だ。

 

🥉3位 ライトバック

栗東CW 3頭併せ 先着

84.4ー69.4ー54.3ー38.7ー11.9 馬なり

短評:末脚の破壊力はメンバー上位だが、気性面に若さを残していて折り合いに一抹の不安がある。この中間は折り合いの改善をテーマに調整された。2週続けて3頭併せの後方で我慢させて直線は2頭の真ん中を突き抜ける追い切りが行わらた。馬群で足を溜めて馬群を捌くレースがイメージ出来て良い調整が出来ている印象。穴で注目したい1頭だ。