調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

ダービー 追い切り高評価3頭

🥇1位 ソールオリエンス

南W 併せ馬 先着

84.3ー68.0ー52.4ー37.4ー11.3 馬なり

前走は圧巻の内容で強さが際立っていた。

さて、今回は中5週になるが中間に短期放牧を挟み5月上旬に帰厩し調整された。2週前から追い切りが行われ週中は南W、週末は坂路で乗られて順調に調整された。特に1週前に南W80.8-11.1の時計をマーク。これは自己ベストタイで調子の良さかんじた。またこの中間は前向きさも感じる事ができ、中団からレースが出来そうな点もプラス。無敗の2冠制覇に期待したい。

 

🥈2位 タスティエーラ

南W 併せ馬 先着

67.1ー51.9ー37.5ー11.1 馬なり

前走はハイペースを先行し早めに先頭に立ち、押し切りを狙ったが勝ち馬の決め手に屈し2着。しかし強い内容に感じた。

さてこの中間は初騎乗になるレーン騎手が3週続けて跨りコンタクトをとり調整された。過去のレースを遡ってもリラックスした走りが出来ており、きついローテをモノともせず成長感じる動きを見せている。絶好の仕上がりに感じ皐月賞からの逆転を期待したい。

 

🥉3位 ファントムシーフ

栗東CW 併せ馬 先着

84.3ー68.5ー52.8ー37.4ー11.3 馬なり

前走はハイペースの影響で思っていたより後方からの競馬を強いられたが、直線で自力を見せて3着に食い込んだ。またこのレースは道中落鉄もしていて、不完全燃焼に感じた。

さてこの中間は初騎乗となる武豊騎手が3週続けて跨りコンタクトを測った。折り合いがバッチリついて、馬の特性を手の内に入れた印象。また左回りは2戦2勝で相性が良い。デキの良さと左回りの相性の良さで逆転に期待したい。