調教官房長官の重賞展望部屋

重賞レースを中心に追い切りで動きが良かった馬の解説を行います。また重賞レースの展望も公開しています。

菊花賞 追い切り高評価3頭

🥇1位 ドゥレッツァ

南W 併せ馬 先着

81.9ー65.5ー50.5ー36.3ー11.4 馬なり

デビュー戦は3着に惜敗を屈したが、その後4連勝し今回初G1挑戦を迎える。前走後は放牧へ出され10月初旬に帰厩した。3週間で仕上げるのは近走同様のパターン。1週前と最終追い切りは3勝クラス馬と併せ馬を行い、外から楽々抜け出し先着した。ルメール騎手が最終追い切りに騎乗している点も良い。好走を期待したい。

 

🥈2位 ソールオリエンス

南W 併せ馬 先着

82.7ー67.3ー52.2ー37.6ー11.5 馬なり

前走は外枠で菊花賞を見据えて折り合い重視で直線勝負にかける競馬を経験。2着に負けたが内容のあるレースになったはず。その後は在厩で調整され2週前から時計を出し始めた。前走は坂路の改修工事の影響で週末坂路が使えなかったが今回は週末に坂路で時計を出せている点が良い。追い日の併せ馬もきっちり先着していて調子の良さ感じる。力出せれば勝ち負けだ。

 

🥉3位 サヴォーナ

栗東坂路 単走

51.8ー38.1ー24.6ー12.1 末強め

長距離抜群の適正を見せている。2走前の福島で2勝Cを勝ったレースが強かった。前走の神戸新聞杯では2着に負けたが高速時計勝負に対応出来た点が収穫。前目で流れに乗る事が出来る走りは京都に合いそう。中間は1週前に初めてCWで追い切られた。併せ馬を楽々突き放す動きが出来ている。最終追い切りは坂路単走で13秒台のハイラップを刻みながら加速ラップで登上出来ていた。今回も人気はなさそうだが穴で抑えたい1頭だ。